写真/2014年7月20日 十周年記念コンサート「やまと風雅草紙」より
川村 旭芳-Kyokuho KAWAMURA
(筑前琵琶・歌・語り/おとぎ代表)
神戸市出身在住。 筑前琵琶日本旭会 総師範 故二代柴田旭堂師のファンだった母の勧めで 8歳の頃、師に入門。現在、筑前琵琶日本旭会 師範。 独奏の弾き語りを活動の中心に据えつつ、他分野との共演にも力を注ぐ。 古典の琵琶曲を継承しながら、新作の創作にも取り組み、 阪神・淡路大震災の追悼曲はじめ、小浜市に伝わる韓国船遭難救護の史実、 宇和島に伝わる平家の落武者伝説、《新聞の父》と呼ばれるジョセフ・ヒコ の一代記ほか、母 川村素子の作詞による作品も発表。 1998年から2010年、和楽器オーケストラ 邦楽合奏団「鼎」(KANAE)所属。 現代曲においては薩摩琵琶も演奏し、 関西の楽団や邦楽社中、音楽大学の国内外における公演に出演。 2011年 ソロアルバムCD『川村旭芳作品集1―母娘合作集―』および 『源平一ノ谷合戦』 2枚同時発売。 NHK FM「邦楽のひととき」ほか、テレビ、ラジオにも出演。 日本詩吟学院 兵庫中央岳風会 会員。 ◆川村旭芳オフィシャルサイト |
木場 大輔-Daisuke KIBA
(胡弓/作曲・編曲)
淡路島出身。 甲陽音楽学院にて音楽理論とピアノを学ぶ。古典胡弓を原一男師に師事。 一方で文楽、風の盆、尾張万歳など日本各地で伝わる胡弓の奏法を研究。 2009年 映画「カムイ外伝」にて演奏と出演。 2011年 NHK Eテレ「にっぽんの芸能 花鳥風月堂」に出演。 2014年 吉田兄弟全国ツアーに参加。NHK FM「邦楽ジョッキー」に出演。 2015年 映画「駆込み女と駆出し男」にて演奏。 2015年〜2017年、NHK WORLD【Blends】に出演、全世界で放映。 2017年 NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」にて 胡弓の吹替え演奏を担当。 BSジャパン「おんがく交差点」に出演。米国ワシントン州にて公演。 2018年 NHK総合「バナナゼロミュージック」、NHKラジオ深夜便に出演。 江戸時代より伝わる胡弓の伝統を尊重しつつも、 四絃胡弓の開発、各種ユニット活動、楽曲提供など、 演奏と作曲両面より胡弓の可能性を追求し、幅広く活動を展開している。 胡弓重奏プロジェクト「弓連者」主宰。 「絹擦会」を東京・横浜・大阪・高知にて主宰。 ◆胡弓演奏家 木場大輔 Facebookページ ◆木場大輔の胡弓のいろは |
折本 慶太-Keita ORIMOTO
(箏・十七絃・二十絃・三絃・尺八)
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愛媛県出身、大阪市在住。 1993年より尺八を橋本岳人山師に師事。 1994年より箏・三絃を生田流新絃社二代家元 狩谷春樹師に師事。 1997年 都山流尺八大阪府コンクール1位受賞。 2001年 NHK邦楽技能者育成会第46期卒業。 同年より現在まで、「舞太鼓あすか組」のコンサートツアーに参加。 2003年より十七絃箏・二十絃箏を宮越圭子師に師事。 2006年 生田流新絃社二代家元 狩谷春樹師と、山本春亜(亜美)と共に、 「アンサンブル邦’」を結成。CD『めぐりあわせ』(2011年)発売。 2008年 龍笛・笙とのユニット「トラロ会」を結成。 CD『天越ゆる道』(2011年)、『道しるべ』(2014年)発売。 尺八・箏・十七絃・二十絃・三絃奏者として、国内外で多数の公演に出演。 現在、都山流尺八 師範(折本 岳慶山) 生田流箏曲新絃社 蒼竜軒(折本 大人樹) 神戸薬科大学箏曲部顧問。ソルファ音楽院講師。 |
安田 知博-Tomohiro YASUDA
(尺八・篠笛・朗読)
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熊本県山鹿市出身、京都市在住。 10歳より尺八を始める。21歳で都山流師範となる(蜂山と号する)。 さらに、石川利光師に師事し、古典本曲と琴古流を学ぶ。 2003年および2005年 熊本で開催される「長谷検校記念全国邦楽コンクール」 において優秀賞を2度受賞。 故郷 熊本県山鹿市の八千代座をはじめ、各地で自主公演を開催する他、 小中学校でのコンサートや和楽器授業にも積極的に取り組んでいる。 ナレーターとしては、盲学校在学中に、全国高校放送コンテストの 朗読・アナウンス部門で3年連続優勝。 第70回記念選抜高校野球大会で式典アナウンス。 現在、NHK Eテレ「バリバラ」で、副音声のナレーションを担当中。 |